HOME > バイクに関する何でも豆知識 > 石見路(島根県)
2007年に「石見銀山遺跡とその文化的景観」が世界遺産に登録されました。これは日本で14番目(文化遺産では 11番目)の登録になります。
石見銀山遺跡は、島根県のほぼ中心、大田市の広い範囲に分布しています。石見銀山は、1309年(延慶2年)に石見の守護であった大内氏によって発見され、16世紀初頭に博多商人の神屋寿禎によって本格的な開発がはじまったといわれています。江戸時代、慶長から寛永年間に石見銀山は隆盛期を迎え、大量の銀が産出されたそうです。
その石見銀山の付近を含め、雄大な自然を楽しめる日本海海岸沿いの石見路は、ツーリング・ドライブルートとして人気があります。
浜田自動車道浜田ICから、国道9号に入り海岸線沿いに東に向かうと、「石見畳ヶ浦」があり、さらにその東には「石見海浜公園」「しまね海洋館 アクアス」があります。
広大な石畳の向こうに広がる石見畳ヶ浦の千畳敷は、この石見路を代表するビュースポット。波によって平らに削られた砂岩や礫岩などの岩盤が広がっています。海水中で侵食された岩盤が、明治時代に起こった地震によって隆起して海岸面に上がってきたとされています。
「石見海浜公園」では、「日本の快水浴場百選」にも選ばれた海から夕日を眺めるのがオススメ。また、公園内にある「しまね海洋館 アクアス」は、中四国最大級の水族館。多彩な海の生物を見ることができます。TVCMで有名になったシロイルカもいます。
再び、国道9号を東に進みます。渋滞することが多いルートですが、海岸線沿いに海を眺めながらのツーリングは、点在する絶景スポットを堪能することができます。
大田市仁摩町まで行くと、「鳴り砂」で有名な「琴ヶ浜海岸」があります。
全長2キロメートルのこの海岸は、「日本の音風景・百選」「日本の渚・百選」に選ばれました。また、同町には「仁摩サンドミュージアム」があります。全面ガラス張りのピラミッド型をした砂の博物館で、メインホールには巨大な一年計砂時計が展示されています。
JR山陰本線 仁万駅前の仁万交差点から、県道31号(仁摩瑞穂線)に入り、東南に進みます。道幅の広い快走路で、石見銀山遺跡へ向かいます。
石見銀山遺跡付近は、観光客の集中による混雑をさけるために、自動車やバイクの乗り入れができません。「石見銀山世界遺産センター」や県道31号沿いにある「石見銀山駐車場」を拠点に、バスか徒歩での散策になります。
石見銀山遺跡の銀山地区には、銀を採掘するために掘られた坑道(間歩・まぶ)を一般公開している「龍源寺間歩」があります。大森地区には、銀山抗夫の安全祈願や供養のために造られた、500体もの羅漢像を並ぶ「羅漢寺」があります。懐かしい日本の風景が広がり、ノスタルジックな雰囲気を味わうことができます。
